女性医師だから、安心して話せる。女医による内視鏡検査のこと
「胃カメラや大腸カメラを受けたいけれど、担当医が男性だと恥ずかしくて…」「女性ならではの症状をどこに相談すればいいかわからない」――そんな思いから、受診をためらっている女性は少なくありません。
はじめまして。恵理子内視鏡クリニック院長の中村恵理子です。このコラムでは、女性医師として日々の診療で感じていること、そして女性特有のお悩みと内視鏡検査の関係についてお話しさせていただきます。
「なんとなく言いにくい」症状、ありませんか?
消化器系のお悩みのなかには、性別に関係なく起こるものだけでなく、女性ホルモンの変化やライフステージの影響が関係しているケースがあります。診療をしていると、こんな症状をお持ちの方が多くいらっしゃいます。
- 月経前後に腹痛や下痢・便秘が悪化する
- 更年期に入ってから胃もたれや胸焼けが気になるようになった
- 妊娠・出産後から腸の調子が変わった気がする
- 婦人科的な痛みなのか、消化器の痛みなのか判断がつかない
- 肛門周辺の症状(痔など)が恥ずかしくて受診できていない
こうした症状は「大したことないかも」「婦人科で診てもらうべき?」と迷ってしまい、受診が後回しになりがちです。でも、消化器内科として対応できることも多く、必要に応じて婦人科受診をご案内することもできます。まずは気軽にお話しください。
女性医師だから話しやすいこと
内視鏡検査は、口やおしりからカメラを挿入する、デリケートな検査でもあります。「担当医が同性だと安心」と感じる女性は多くいらっしゃいます。
私自身も女性として、患者さんの「なんとなく言いにくい」というお気持ちはよくわかります。診療後には、こうしたお声をいただくこともあります。
- 月経周期や更年期の状態を踏まえて相談できた
- 「恥ずかしくて聞けなかった」症状も、やっと言葉にできた
- 妊娠中・授乳中の薬の使用についても気軽に確認できた
- 婦人科症状との切り分けについても一緒に考えてもらえた
もちろん、消化器疾患の診察・検査の質は最優先です。同性であることに加え、専門的な知識と技術のもとで検査・診療を行っています。
鎮静剤を使った、苦痛の少ない検査
「内視鏡検査は辛そう」というイメージをお持ちの方は多いです。当院では、ご希望の方に鎮静剤(点滴から投与する鎮静のお薬)を使用した検査を行っています。うとうとした状態で検査を受けていただける方が多く、眠ってしまう方もいらっしゃいます。検査後に「思ったより楽だった」「もっと早く来たらよかった」とおっしゃる方が多いのも、こうした取り組みがあるからこそだと感じています。
なお、鎮静剤の使用については、現在お飲みの薬やアレルギー、既往症によってはご相談が必要な場合があります。事前の問診で個別にご確認しますので、ご不安な点はお気軽にお申し出ください。
こんな方に受診をおすすめします
- 女性医師に診てほしいと思っていた方
- 月経・更年期・妊娠に関連した消化器症状が気になる方
- 胃カメラや大腸カメラを一度も受けたことがない方
- 以前の検査でつらい思いをして、受診をためらっている方
- 健診で再検査・精密検査を勧められた方
「相談してよかった」と思える場所でありたい
恵理子内視鏡クリニックは、新大阪駅から徒歩5分の立地にあり、お仕事帰りや外出のついでにも受診しやすい環境です。検査はすべて女性医師が担当しています。
「こんなこと相談してもいいのかな」と思っていることも、どうぞ遠慮なく声に出してみてください。一緒に考えていきます。
