GW明けの胃もたれ・飲み過ぎに|胃腸をいたわる5つの習慣
楽しかったゴールデンウィークが終わったあと、「なんとなくお腹が重い」「食欲がわかない」「胃がムカムカする」といった不調を感じる方は少なくありません。
連休中の外食や飲み会、不規則な生活リズムは、思いのほか胃や腸に負担をかけることがあります。
今回は、GW後の胃腸をいたわるための5つの習慣と、医療機関へのご相談の目安についてご紹介します。
GW後に胃腸が疲れやすい理由
普段よりも食事量が増えたり、脂っこい料理やアルコールが続いたりすると、食べ物が胃の中に長くとどまりやすくなり、胃もたれや胸やけにつながることがあります。
また、食事内容の偏りや生活リズムの乱れによって、腸の動きが不安定になり、便秘・下痢・お腹の張りなどが出ることもあります。
夜更かしや睡眠リズムの乱れも、自律神経を通じて消化機能に影響を与えることが知られています。
こんな症状が出ていませんか?
- 胃もたれ・みぞおちの重さや不快感
- 胸やけ・げっぷが増えた
- 食欲不振、食べたいと思えない
- 軟便・下痢、またはお腹が張る・便秘
- 吐き気や口の中の苦み
こうした症状は多くの場合、食事や生活習慣を整えることで数日のうちに落ち着いてくることがあります。
ただし、症状が長引く場合や、強い痛みを伴う場合は、早めに消化器内科へご相談ください。
① 消化に良い食事に切り替える
胃腸を回復させるための基本は、消化の負担を減らすことです。揚げ物・脂っこい料理・刺激の強い食べ物はしばらく控えめにして、
おかゆ・うどん・豆腐・卵料理・白身魚など、やわらかく消化しやすいものを中心に選ぶと良いでしょう。
一度にたくさん食べると胃に負担がかかるため、食事量を少なめにして、回数を分けることも意識してみてください。
② アルコールは一時お休みを。水分はこまめに
アルコールは胃の粘膜を直接刺激し、腸の動きにも影響を与えることがあります。
GW明けは少なくとも数日間、アルコールをお休みすることが、胃腸の回復につながります。
代わりに、常温の水や白湯、薄いほうじ茶などをこまめに摂るよう意識してみてください。
胃腸の調子が戻るまでは、冷たい飲み物より温かいものを選ぶと、お腹への刺激が少なくなります。
③ 発酵食品と食物繊維をじょうずに取り入れる
食事内容が偏ったあとの腸のケアとして、ヨーグルト・納豆・みそ汁などの発酵食品を少しずつ取り入れることは、腸内環境を整える助けになることがあります。
食物繊維は便通を整える助けになる一方で、体調や便秘のタイプによっては、急に増やすとかえってお腹の張りや不快感が強くなることもあります。
- 便秘気味で、お腹の張りや痛みが強くない方:海藻・オクラ・野菜・豆類などを、よく噛んで少量から取り入れてみましょう。水分もこまめに摂ることが大切です。
- 下痢やお腹の張りが強い方:食物繊維を急に増やすと、かえって不快感が強まることがあります。無理に摂ろうとせず、消化のよい食事を中心に、体調を見ながら少量から始めましょう。
④ 睡眠と生活リズムを整える
消化機能は自律神経とつながっています。連休中に乱れた睡眠リズムをできるだけ早く元に戻すことが、胃腸の回復を助けることにつながります。
毎日同じ時間に起き、食事の時間もなるべく一定にすることを心がけてみてください。
また、食後すぐに横になると胃酸が逆流しやすくなることがあるため、食後2~3時間は横にならないようにするのがおすすめです。
⑤ 無理のない範囲で体を動かす
胃もたれや吐き気が強いときに、無理に体を動かす必要はありません。
ただ、体調が落ち着いてきたら、食後しばらくしてからの軽い散歩やストレッチが、腸の動きを助けることがあります。
また、お腹を時計回りにやさしくさするマッサージは、腸の動きをサポートするセルフケアとして取り入れやすい方法です。
こんな症状は早めにご相談ください
上記のセルフケアを続けても症状が改善しない場合や、以下のような症状がある場合は、自己判断で様子を見続けず、早めに消化器内科へご相談ください。
- 黒い便、または血が混じった便(血便)
- 吐血(血を吐く)
- 強い腹痛
- 嘔吐が繰り返される
- 急な体重の減少
- 食べ物が飲み込みにくい
- 症状が2週間以上続く、または繰り返す
これらは、急性胃炎・逆流性食道炎・胃潰瘍など、適切な診察や検査が必要な状態のサインである場合があります。
「GW明けだから仕方ない」と思わず、気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。
恵理子内視鏡クリニックからのご案内
恵理子内視鏡クリニックは、新大阪駅から徒歩約5分の消化器内科クリニックです。
胃もたれ・胸やけ・食欲不振など、GW明けに続く胃腸の不調についてのご相談も承っています。
「胃カメラや大腸カメラは怖い」「検査に不安がある」という方にも、鎮静剤を使用し、苦痛や不安に配慮した内視鏡検査をご提供しています。
検査はすべて女性医師が行いますので、「女性の先生に診てもらいたい」という方にも安心してご相談いただけます。
症状が気になるときは、どうぞお気軽にお声がけください。
