3月に入り、日差しに春を感じる日が増えてきました。一方で、昼夜の激しい温度差や、日ごとの急激な気温の変化に体がついていかず、「なんとなく胃の調子が悪い」と感じる方が増える時期でもあります。
今回は、この時期特有の胃の不調と、近年注目されている「機能性ディスペプシア」についてお話しします。
- なぜ「寒暖差」で胃が痛くなるの?
私たちの胃腸の動きは、自律神経(交感神経・副交感神経)によってコントロールされています。
- 自律神経の乱れ: 人は恒温動物なので、激しい気温の変化に対応しようとエネルギーを使いすぎると、自律神経のバランスが崩れます。
- 胃腸への影響: 自律神経が乱れると、胃の動きが悪くなったり、胃酸が過剰に分泌されたりして、痛みやもたれを引き起こすのです。これを「寒暖差疲労」の一つとして捉えることができます。
- 「機能性ディスペプシア(FD)」とは?
胃カメラ検査をしても、胃炎や潰瘍などの目に見える異常は見つからない。それなのに、つらい症状が続く状態を「機能性ディスペプシア」と呼びます。
- 主な症状: * 少し食べただけですぐにお腹がいっぱいになる(早期飽満感)
- 食後の胃もたれが長く続く
- みぞおちの痛みや焼けるような感じ
- 原因: 胃の動きの異常や知覚過敏などが関係していると考えられています。ストレスや疲れが症状を悪化させることが多く、この3月の環境変化の時期は特に注意が必要です。
- 今すぐできる「春の胃腸ケア」
自律神経を整え、胃の負担を軽くするために以下のことを意識してみましょう。
- 首・手首・足首を冷やさない: 外出時はストールなどで体温調節を。
- 温かい飲食を心がける: 冷たい飲み物は胃の動きを停滞させます。
- 睡眠をしっかり取る: 自律神経の回復には、質の良い睡眠が不可欠です。
「気のせい」と我慢せずにご相談を
機能性ディスペプシアは、「異常なし」と言われることで「気のせいかも」と一人で抱え込んでしまう方が多い疾患です。しかし、適切な治療や生活習慣の改善で、症状は和らげることができます。
また、「本当に異常がないか」を確認することは、安心感という最大の薬になります。当院では、鎮静剤を使用した苦痛の少ない内視鏡検査を、女性医師が行っております。新生活を軽やかな気持ちで迎えるために、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。
医療法人なごみ会 恵理子内視鏡クリニック
医療法人なごみ会 恵理子内視鏡クリニック
理事長・院長 中村 恵理子
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