排便時の痛み(切れる・しみる)— 裂肛の可能性
排便時に肛門が切れるように痛む・しみる場合、裂肛(切れ痔)が疑われます。硬便やいきみが誘因です。
このような症状はありませんか?
- 排便時の鋭い痛み
- 出血(紙につく程度〜少量)
- 排便恐怖・便秘悪化の悪循環
- 肛門部の違和感
高熱・腫れ・強い痛みは膿瘍の可能性も。
主な原因・誘因
硬便や下痢で肛門上皮が裂けることで生じます。慢性化すると皮垂や狭窄の原因に。
よくある誘因
- 便秘・硬便
- いきみ過多
- 辛い物・アルコール
- 冷え・血行不良
- 不十分な水分・繊維摂取
放置リスク
- 慢性裂肛・狭窄
- 痔瘻への進展(まれ)
- 生活の質の低下
考えられる病気
- 裂肛(切れ痔):最も一般的。
- 痔核:痛みより出血が目立つことが多い。
- 肛門周囲膿瘍:発熱・腫脹・激痛。
- 炎症性腸疾患関連病変:難治性の肛門病変。
当院で行う検査
- 視診・触診(必要時に肛門科連携):裂創・狭窄の確認。
- 大腸内視鏡(必要時):他病変の除外。
- 血液検査:炎症の確認。
まずは事前診察で症状・生活習慣・お薬・既往歴を確認し、検査の必要性やタイミングを一緒に決めます。
治療(薬・生活改善)
薬物療法
- 軟膏・坐薬(鎮痛・血流改善)
- 便を柔らかくする薬
- 必要に応じてボツリヌス治療・手術は専門へ連携
生活のコツ
- 水分・食物繊維の増量
- いきみを避ける・排便習慣の整備
- 肛門部の保温・清潔
- 入浴で血流改善
- 辛味・アルコールを控える
受診の目安
- 痛みが続く・再発を繰り返す
- 出血が続く
- 腫れ・発熱・激痛
気になる症状が続く場合は、WEB予約またはお電話でご相談ください。
※本ページの情報は一般的な解説です。診断・治療は個別の症状や検査結果に基づき医師が判断します。
